GMATとはGMATとは、MBA(Master of Business Administration)の取得を目指してビジネススクールに出願する際に、スコアの提出を求められるテストのことである。 GMAT出題内容GMATはAWA(Analytical Writing Assessment)、Quantitative、Verbalの3つのセクションから構成されており、AWA以外は多肢選択方式になっている。 CBT(Computer Based Test)が東京(2個所)、横浜、大阪で、PBT (Paper Based Test)が沖縄で実施されている。ただし今後も変更があり得るので、最新情報をETSのウエブサイト(http://www.ets.org/ )などで、随時チェックしよう。
AWAは、英語の文章力と分析的な思考力をみるライティング・テストである。 Analysis of an Issueは、与えられた議題について自分の意見を述べる問題である。
CBTのQuantitativeとVerbalはCAT(Computer-Adaptive Test)と呼ばれる方式で実施される。 Quantitativeは数学的な能力を判定するテストである。 Data Sufficiencyでは、ひとつの問題に2つの条件が与えられ、問題を解くためには以下の5つの選択肢のどれが当てはまるかを答える。 1.ひとつめの条件のみで問題が解ける Problem Solvingは、一般的な数学の問題で、単純な数式問題や文章問題、図形問題などが出題される。
言語能力を判定するセクションである。 Reading Comprehensionでは、4つのパッセージが与えられ、論理的かつ批判的な読み方ができるかどうかが問われる。 Critical Reasoningは、与えられたパッセージに関する質問がひとつ出され、それに対する答えとして論理的に最も正しいものを選ぶ問題である。ひとつのパッセージは100語程度。 Sentence Correctionは、問題文の下線が引かれた部分に文法的に正しく合致している答えを、選択肢の中から選ぶ問題である。選択肢のひとつめは問題文と同じものである。 GMATについて詳しく知りたいならのサイトがおすすめです。 MBAバリュエーション
昨今、タイトルに何がしかMBAと書かれた本は、ときとして西欧的なMBA教育のメリットの礼賛か、冷たく無味乾燥なファイナンス理論の本だと、先入観を持って考えられてしまうところがあるかもしれない。けれどもこの本では、精緻な企業価値評価理論を知るだけでなく、人々の信頼によって成り立つ資本市場を理解し、市場にかかわる人々の「息づかい」さえ感じることができる。 著者はハーバード・ロースクールに学び、投資銀行などの前線における経験を豊富に持つM&Aアドバイザー。全8章立てで、価値評価方法の本質を説明することを目標に、基礎編と実務応用編に分けて構成されている。第3章までの基礎編では、「企業価値」およびそれを決める要因、価値の測り方など、MBA教育とその実践の場における、「経営のグローバル共通言語」を学ぶことができる。 応用編では、「株価算定とM&Aの実務」が焦点になり、会社の値決めの実際や、「価値創造」の仕掛けに関して、最新のトピックスが数多く収められている。単色刷りではあるが図表が多く、M&Aスキーム全体についての理解の助けになる。巻末では、用語索引が日英併記され、参考書としての使い勝手もよい。 本書は、単に理論を伝えようとする図書ではないし、練習問題がたくさん収められたテキストのたぐいでもない。むしろ、著者の「思い」が託された1冊である。ふとした行間で、現場を大事にする著者のメッセージに触れられるため、読んでいて楽しい。また、歴史的背景にまで言いおよぶ、著者の思いやりにあふれた筆遣いが印象的だ。 これからMBA教育を受ける機会を得ようとする人、あるいはすでに企業価値評価やM&Aの知識を持つ人におすすめできる。これからこの分野に携わる人にとっては、教科書として学べることが多いし、すでに「実戦」にかかわっている人も、著者と視点を共にして、はっとすることがあるはずだ。久々に出合えた、大事にしたい1冊である。(任 彰)
表紙に恥ずかしげも無くデカデカと掲げられたMBAの3文字をもって「なんだ、MBAブームに乗っかった便乗本か」と早合点してはいけない。中身はコーポレートファイナンス、とりわけ「企業価値の算定」に特化した高品質な入門書である。コーポレートファイナンスを学び始める際に、いきなりブ厚い専門書から取り組むというのも一つの見識ではあるが、例えるなら仮免ドライバーがいきなりカーレースに挑むようなもので心許ない(汗)。そこで、「まずは家の周囲で地道に訓練しよう」とする堅実派におあつらえ向きなのが本書。全ページに目を通すのが億劫であっても、せめて基礎編(第1?3章)だけは目を通すべし。特に以下の3点は目から鱗モノ。 ・企業価値をc/(r-g)という数式に置き換えるメリット ・純資産(資本)と時価総額の違いを図示した図表3-4 ・ブランド(無形の営業資産)失墜が時価総額減少を引き起こす仕組みを図示した図表3-5・3-6──これらを抑えるだけでも、その後のコーポレートファイナンスへの理解が早まること必至。2001年の刊行だが古臭さを感じさせないのは、ひとえに骨組みがしっかりしているからである。本書の根底にあるのは、配当割引モデルにしろEBITDA倍率にしろ、これらはビジネスの共通言語であり、商売相手を説得するためのツールに過ぎないという事。「世の中数字だけで割り切れるものではない」と達観ぶるのは勝手だが、ことビジネスの世界においては、そうした振る舞いは、共通言語に則った円滑なコミュニケーションを図ろうとしない不誠実な行為なのだ。
本書はバリュエーションの知識がゼロの状態から知識を得るのに適している。文章表現は極力平易になされており、読んでいて引っ掛かる箇所がほとんどない。また、著者の経験談を交えた説明が多く、具体的なイメージを持ちながら読み進められるので理解しやすい。著者が自身で使っている簡易なバリュエーションシートも示されており、エクセルを用いて自分で初歩的なバリュエーションの練習をすることもできる。本書で基礎的な理解を得たら、より実践的な書籍に移るというのが効果的であろう。
株式投資を勉強していく上で必ず行きあたる企業価値評価。PERやPBRの指標を使っての投資から、企業の価値を評価することによって、さらに、精度の高い投資になります。年20%のリターンを年30%するために勉強する努力を惜しまない人には是非読んでもらいたいと思います。
バリュエーションとM&Aに関連するインサイトをこれだけの紙面で簡潔に書けるものかと感心した。内容的にはビジネススクールのファイナンスの初期に学ぶことであるが、読む価値は大いにある。単純化されてはいるが、ここから自分なりに有価証券書の数字を弄くって本書の作業を模倣していくのがいいだろう。簡単過ぎるとか言うのはこの作業をスラスラ出来る人が言うべきだろう。一般のビジネスパーソンにも参考になる。
多くの方が書かれているように典型的な入門書。各手法で用いる数式の詳細な解説や意味、採用すべき数値等に踏み込んだ解説はなく、「基本的な考え方の説明に留まるもの」と理解して手に取るべき。「実務応用編」と銘打った章はあるが、「基礎編」で解説した概念に数字をあてはめた例にすぎず、とても実務に対応できるものではないので、実務者が読んで満足できるものではない。そういう意味で、あくまで「学習者」が「入門書」として読むべき本と思う(★評価はこれを踏まえたもの)。
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